【.ブックレビュー 動物】 の記事一覧


2011年12月12日

フィールドサイン

 野生動物が残した足跡やフン、食痕などを“フィールドサイン”と呼びます。
 フィールドサインは、その場所でどんな野生動物が何をしていたかを読み取ることができる“生活痕”です。直接動物には会えなくても、いろんなフィールドサインを複合的に読み取り、推理することでその持ち主にたどり着くことができます。

P1231585.JPG


 このフィールドサインをどのように読み取るのか、詳しく解説した本をご紹介します。
 まず一冊目は『動物の足跡学入門』(技術評論社)。この本は、動物の足跡から、その足跡の持ち主がどんな動物かを解説していきます。足跡の特徴だけでなく,その動物の習性や餌なども説明しており、動物の見分け方や変わった習性、面白い歩き方などいろいろな関連情報も満載です。

動物の足跡学入門.jpg


 そしてもう一冊は『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』(文一総合出版)。この本は、タヌキ、キツネ、ムササビなど、主に身近なフィールドで観察できる34種の野生動物にスポットを当て、動物ごとに、足跡の特徴や歩行パターン、ふんの形状と色、木の実の食べ残し方、爪跡、ねぐらや巣の見分け方などのフィールドサインを、カラー写真を使って紹介ています。フィールドサインの読み取り方や持ち主にたどりつく方法がわかります。

フィールドサイン.jpg


 これらの本を片手にフィールドに出て、五感をフルに働かせてフィールドサインに気を配り、動物たちの様々な生態に思いを馳せてみてください。
posted by JPAちはやチーム | Comment(0)