【.コラム 樹木】 の記事一覧


2011年11月03日

ちはや園地の紅葉2011

 11月3日、ちはや園地へ行って来ました。あいにく曇り空で時折雨も降っていましたが、紅葉を見てきました。今年は例年に比べ少し鮮やかさにかけるような気がします。全体的に赤い葉が少なく、黄色が目立ちました。今年は11月というのに夏日を記録するくらい気温が高いせいでしょうか。これも地球温暖化の影響でしょうか。それでもブナや楓など綺麗に色づいているところもたくさん有りました。今週末あたり紅葉狩りはいかがですか。

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 日本の紅葉は世界一美しいと言われています。それは、赤や黄色などいろんな色が色とりどりに混ざっているからです。外国の木々も紅葉しますが、同じ色ばかりだそうです。その理由は、大昔の氷河期にさかのぼります。
 ヨーロッパや北米の木々は氷河期に多くの種類が絶滅してしまったのに対して、日本は周囲が海に覆われていたことや、急峻な地形で適度に湿度が保たれていたために多くの木々が生き残ったと言われています。現在、楓の種類だけを見ても、日本にはヨーロッパや北米の倍ほどの種類があるそうです。そのため、いろんな色が楽しめるというわけです。日本に生まれて良かったですね。
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2010年05月03日

生駒山の里山

ゴールデンウィーク中の快晴の一日、今日は生駒山に行ってきました。パークレンジャーの新期生対象に行われる研修のひとつ「里山と府民の森」の下見に行ってきたのです。今回は、ちはや園地と同じ府民の森に属する生駒山の自然をちょっと紹介します。
みなさん、生駒山を「日本最古の里山」という人がいるのはご存知でしょうか? 確かに古の都、飛鳥・平城京と難波京に挟まれた生駒山のこと、人の営みとの歴史は”最古級”なのは間違いないでしょう。今回の下見のコースは、枚岡神社から神津嶽ハイキングコースだったのですが、ここも里山の樹であるクヌギ・アベマキ・コナラの森でした。これらの樹は、再生能力が高いことから薪炭に循環的に利用され、また落葉は田畑の肥料に利用されてきたのでしょう。また途中、ウバメガシの森があったのは発見でした。ウバメガシといえば、備長炭。堅くて火持ちがよいことから最高級炭の代名詞ですが、この森もきっと炭焼きのために植えられたものでしょう。(実際、「森のレストハウス」前には炭窯の跡がある。)
このコースのもうひとつの見どころは「棚田」。
生駒山を越える道はいくつかありますが、国道308号線もそのひとつ。ここは旧街道の雰囲気を残す「暗峠」で有名ですが、その辺りに棚田がかなり残っています。今日はまだ早かったのですが、田植え後の青々とした棚田の風景は一見の価値あり。そしてまたその風景は、里山と人(=農)の営みを考えるのに最も適した風景なのではないかと思うのです。
今回の研修では、「里山」「鎮守の森」「植林」といった様々なタイプの森を見てもらい、それぞれの森の特徴を感じてもらいたいと考えています。そして府民の森がどの森に最も近いのか、森を見る目を養うきっかけになれば素晴らしい。研修は6月20日です。
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